
個人事業主が法人に切り替える、いわゆる「法人成り」について
前回(クイズで楽しく学ぶ!「法人成り」完全攻略ガイド①)に引き続き
クイズで楽しく覚えていきましょう!
よろしくお願いします!
第3問:青色申告の場合、赤字(欠損金)を翌年以降に繰り越して黒字と相殺できる期間は、個人事業主と法人でどう違うでしょう?

えぇー!そんなの知らないよ!?
でも、ヒントを見ると…法人の方はけっこう長い期間を繰り越せそう?
逆に言えば、個人はあまり長い間繰り越せないって言われたことあるから…
Bの『個人:3年/法人:10年』ですね!
正解です!
赤字(正式には“欠損金”)は、翌年以降の利益と相殺できる仕組みがあります。
この“繰り越せる期間”が、個人と法人で大きく異なります。
・個人事業主:最大3年
・法人:最大10年
法人の方が、長期間にわたって赤字を活用できるのが特徴です!
見比べると、結構年数に差がありますね…
そうですね。
例えば、最初に大きな投資をして赤字が出た場合でも、
「法人なら10年間かけて利益と相殺できる」
「個人だと3年で使い切れないと切り捨て」
という違いが出てきます。
そのため、
✔ 設備投資が大きい
✔ 最初は赤字でも将来伸びる見込みがある
といったケースでは、法人の方が有利になる可能性があります。
へぇ!
ちょっと余裕ができそうで良いかも…
ただし注意点として、
・法人は赤字でも税金(均等割)がかかる
・社会保険の負担が増える
などの要素もあるため、
赤字の繰越だけでなく、全体を見て考えるのが大切です!

第4問:従業員を雇わず「社長1人だけの会社(一人社長)」を設立した場合、社会保険(健康保険・厚生年金)への加入はどうなるでしょう?

いま(個人事業)も従業員は雇ってるけど、
社会保険には入ってないんだよね…
社長1人だけだった自己責任でいいのでは?
Aの『任意(選べる)』だと思います!
う~ん、残念!
実はここ、多くの方が間違えやすいポイントなのですが…
正解は Bの『必須(加入義務あり)』です!
えぇ…従業員を雇っていないのに?
そうなんです…
法人になると、
社長1人だけでも社会保険への加入は義務なのです!
個人事業主の場合は、
「従業員が5人未満だと社会保険は任意」
というケースもありますが、
法人は例外なく“強制適用”
になります。
さらに重要なのがコスト面です。
社会保険料は会社と個人で折半(労使折半)となるため、
会社側の負担(キャッシュアウト)が増える!
…という点は、事前に把握しておく必要がありますね。
なんだか、面倒な感じですね…
その一方で、メリットもあります!
・健康保険の保障が手厚くなる
・将来の年金が増える
といった点は、法人化の安心材料の一つですよ!
つまり、
社会保険は“負担が増える制度”ではなく
“保障を含めた仕組み”として考える
ことが大切ですね。

なるほど…
個人事業とは変わっちゃうことが色々ありますね!
そうですね…まだまだ他にもありますよ?
続きは、次回のクイズでお話ししましょう!
次回へつづく!
【この記事の監修者】税理士法人ミチ・ツナグ 代表 佐々木 良道
【四国税理士会 松山支部】
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