資本金って、振り込めば終わりだと思っていました。
証拠の残し方が重要です。登記や口座開設、融資の審査でも確認されます。
払込みはどうやるのが正解?
発起人の個人口座へ振込にして、通帳の表紙・1〜2ページ・入出金の該当部分をコピーで残します。ネット銀行の場合は明細PDFでもOKなことが多いです。
現金を窓口で…は?
NGです。必ず振込で、記録が残る形にしましょう。
金額の考え方は?
①当面3〜6か月の運転資金、
②口座開設・採用・取引の信用、
③創業融資の自己資金比率を踏まえた逆算が実務的。目安は100〜300万円ですが、ビジネスモデル次第です。
複数の発起人が出資するときは?
誰が・いくら出したかが明確に分かる形で振り込み、出資比率の根拠を残します。後日の紛争を避けるポイントです。
払込みの締切や段取りで注意は?
払込期日や払込証明の作成日と、登記申請日の整合を取ること。順番が前後すると差戻しの原因になります。
まとめ
入金方法は振込でエビデンス取得
複数出資者の入金と比率が明確
払込期日・証明作成日・登記申請日の整合
FAQ
Q:後で増資しても間に合いますか?
A:可能ですが、登記や手数料がかかるため二度手間。創業計画に合わせて初期額を設計しましょう。
Q:家族からの資金援助は?
A:出資か貸付かを明確に。出資なら持株比率に直結、貸付なら契約書(利率・返済条件)を残しておきましょう。
【この記事の監修者】税理士法人ミチ・ツナグ 代表 佐々木 良道
【団体1】四国税理士会 松山支部
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【団体2】マネーフォワード
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