税理士法人ミチ・ツナグの代表税理士。行政書士の資格も持っている。
資格は持ってても日々勉強は続けています!
相続のことを勉強中。
シリーズを通してだいぶ詳しくなってきた
所長、相続財産調査のこと、
たくさん教えていただきありがとうございます!
思えば、ここまでで色んな相続財産について教えてきたねぇ
不動産、預貯金・金融資産、保険、債務 ですね!
最初は全然知らなかったのに…
今なら“財産調査は宝探しと地雷探しの両方”って言えます!
名言だね(笑)
じゃあ今日は総まとめとして、財産調査の全体像を整理しよう!
📦 相続財産調査の全体マップ
| 区分 | 内容 | 主な調査方法 |
| 不動産 | 土地・建物 | 固定資産税通知書、名寄帳、登記簿、公図 |
| 預貯金 | 普通・定期預金、外貨預金など | 通帳、カード、郵便物、銀行照会 |
| 金融資産 | 株式、投資信託、債券など | 証券会社書類、株主総会案内、残高報告書 |
| 保険 | 生命保険、養老保険、個人年金など | 保険証券、引落口座、保険会社照会 |
| 債務 | ローン、未納税金、保証債務など | 契約書、未納通知、役所・金融機関照会 |
財産調査は、“プラスの財産”と“マイナスの財産”の
大きく2つに分けて行います
こうやって一覧にすると、かなり多いですね…
そうなんだ!
相続って“財産の種類が多い+調査先がバラバラ”だから、
調査漏れが起こりやすいんだよね…
📌 負債も相続される!?
できません。
プラスとマイナスはセットで引き継ぐのが原則だよ
だからこそ調査が大事なんだ!
| 🔍 調査の流れ(理想形) |
| 1. 亡くなった方の郵便物・通帳・契約書を集める 2. 相続人全員で情報共有 3. 役所・金融機関・保険会社・法務局へ照会 4. 財産目録を作成(プラス・マイナス別) 5. 分割協議に備えて評価額も確認 |
| 🌀 財産調査でありがちな“やらかし” |
| ●不動産の一部が未登記で見落とし ●ネット銀行・ネット証券を知らずに申告漏れ ●保険の受取人や契約者が誰なのか把握していない ●保証債務の存在に気づかず後から請求される |
| 🎯 漏れ防止のコツ |
| 1. 亡くなった方の郵便物・通帳・契約書を集める 2. 相続人全員で情報共有 3. 役所・金融機関・保険会社・法務局へ照会 4. 財産目録を作成(プラス・マイナス別) 5. 分割協議に備えて評価額も確認 |
調査の漏れ防のコツは、こんな感じだよ!
✓ 郵便物は最低1年分チェック(年1回だけ届く通知もある)
✓ パソコン・スマホの中も検索(ネット口座や電子契約が隠れていることも)
✓ 相続人全員で「心当たり情報」を出し合う
✓ 専門家のチェックリストを使う
なるほど…大事なのは “漏れなく・早めに・正確に” ってことですね
そのとおり!
財産調査がしっかりできれば、その後の分割協議や申告もスムーズに進むからね!
あ、じゃあこのシリーズ、
全部うちの家族に読ませます!
それはいいね!
…くれぐれも、東京都一等地の土地を持つ磯野家とは比べないように(笑)
【この記事の監修者】税理士法人ミチ・ツナグ 代表 佐々木 良道
【はじめての相続】
https://1st-sozoku.com/dent/295
ただいま研修中
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