ブログ
2024/09/27
ご家族の生命保険の加入状況を把握できていますか?~生命保険契約照会制度について~
亡くなったお父さんが生命保険に加入していると聞いてはいるんだけど、どこの保険会社か分からないです。どうしたらいいですか?
きちんと生命保険に加入されていたんですね。
保険証券が見当たらなくても、通帳の引き落とし履歴や定期的に保険会社から郵送される書類で契約内容がわかるものはありそうですか?
普段仕事が忙しくて、整理する時間がなくてね。
それでしたら「生命保険契約照会制度」を利用してみてはいかがでしょうか?
「生命保険契約照会制度」?
生命保険契約照会制度は、2021年7月からスタートした制度です。
生命保険協会に加盟している42社に保険契約が存在するかどうかを照会できます。
能登半島地震の被災地の多くもこの制度によって助けられたそうです。
そんな制度があるんですね。
ちなみに生命保険の請求には時効はあるんでしょうか?
はい。生命保険会社にもよりますが、保険給付を請求する権利は一般的に3年以内になります。生命保険契約照会制度は、契約があることを知らないまま時効を迎えてしまうトラブルを未然に防ぐためのものになります。
そうか〜この際に調べておくのがいいかもですね。
でもこの手続きは相続人である私がやらないといけないんですよね。
少し複雑そうだし、時間がとれるかな〜
弊社の代表は税理士だけでなく、行政書士でもあります。必要書類の準備から手続きまで代行可能です!
えっ!すごいです!是非お願いしたいです。
ありがとうございます。それでは今後の流れをご説明いたします。
【ポイント!】
死亡保険金は法定相続人×500万円までは相続財産の非課税になります!
預金や現金のまま置いておくのとそうでないとでは、相続税の負担が大きくなるかもしれません。
一度、生命保険の見直しを検討されてみてはいかがでしょうか?